昔の自動車と最近の自動車を見比べると、気づくことがあります。
とても単純な変化、「ボディの形状」です。
今は丸っこくて滑らかな形をした車が多いです。
これは、単なる流行ではありません。
ボディの形は、その自動車が使われる用途によっても異なりますが、
現在は空気力学も重視して設計されています。
自動車の走行を妨げるものを「走行抵抗」といい、
走行抵抗には、「転がり抵抗」と「空気抵抗」があります。
前者は主にタイヤの変形によって発生し、
これを抑えるために大切なのが、タイヤのメンテナンス。
後者は、車が空気にぶつかる際の摩擦と、
前方の空気を推すことで発生する圧力などです。
これを抑えるための工夫が、ボディの設計に施されています。
抵抗が大きいほど、走行に必要なエネルギーは大きくなり、
燃費が悪くなります。
滑らかな流線型のボディは、空気抵抗を減らし、燃費を良くします。
新幹線の車体は、空気抵抗を減らしてスピードを上げるために、
細く滑らかに進化していますよね。
また、自動車を真正面から見た面積(前面投影面積)が小さいほど
空気抵抗は小さくなりますが、
あまり小さくなりすぎると、摩擦力が低下しすぎて、
駆動力や制御力が十分でなくなるため、
綿密な計算が成されているのです。
機会があれば是非、エコカーとして発表されている新型車や、
ショーなどで展示されている未来型の自動車を見てみてください。
タマゴ型、カプセル型の車がたくさん見られます。
車のメンテナンスの最近のブログ記事
自動車が走るために重要な役割を担うタイヤ。
車が地面と接している部分はタイヤだけですから、
タイヤの良し悪しは、車の走行の良し悪しに直結します。
タイヤの空気圧を高く保つと、燃費が良くなるといいます。
タイヤの空気が抜けた自転車をこぐのは非常に苦しいものですが、
自動車も同じで、空気が十分に入ったタイヤで走った方が
エネルギーの消費は少なく済みます。
このことを、自動車整備士の門倉氏は、
アイススケートを例にとって説明しています。
普通の靴で氷の上に立つより、
細い刃の付いたスケート靴で立つ方が、よく滑ります。
地面と接している面積が少ないほど、物はよく滑ります。
よく滑る=移動しやすい=エネルギーの消費量は少ないということ。
タイヤの空気圧が高いほど、地面と接する面積が少なくなり、
移動に要するエネルギーも少なくなります。
あまり滑りすぎても危険なので、タイヤには複雑な溝が刻まれて、
接地面積が調整されています。
今、タイヤを製造している会社のいくつかが、
燃費改善に役立つ「エコ型タイヤ」の開発を進めています。
横浜ゴムは、ゴム成分を工夫して燃費を4%程度改善し、
すり減った表面を張り替えて再利用することもできる
トラック・バス用タイヤの全国発売を、2009年に予定しています。
乗用車用のエコ型タイヤが発売される日も遠くはないでしょう。
また、タイヤの状態を良好に保つことは、
燃費面だけでなく、安全面でも、とても重要なこと。
定期的なチェックとメンテナンスを行いましょう!
オイル添加剤が燃費向上に効果的だと言われていますが、
実際のところはどうなのでしょう?
先日、自動車整備士の門倉氏にお会いした時、
カタカタと音を立てながら走る車に遭遇して、こんな話をしました。
─今の車、変な音してませんでした?
「してましたね。危険な音が。」
─どのあたりが危険なんでしょう?
「あれはエンジンからの音ですよ。あのままだと、エンジン壊れちゃいます。」
─なんであんな音が?
「オイル交換をちゃんとやってないんでしょうね。」
─オイル交換ってやっぱり大切ですか?
マメに交換した方が燃費がよくなるといいますが。
「大切ですよ。燃費の面でもそうですし、何より安全のために。
潤滑油が汚れた状態で機械が動いていると激しく磨耗して、余計なエネルギーを使いますし、故障につながります。」
─あの車はどうなるんですかね?
「最悪、シリンダーヘッドの交換でしょうが、ああいう場合にはオイル添加剤が有効なんですよ。
もちろん、有効な添加剤を選べばの話ですが。
間違ったものを使うと意味がないだけでなく、それが故障につながることもあります。」
─オイル添加剤を使って故障することがあるんですか!?
燃費向上のために良いと聞いたことがありますが・・・
「ケースバイケースです。添加剤も異物ですからね。
薬となるか毒となるか、どの添加剤が効くかは、車の状態などに左右されます。
メンテナンスとか燃費向上に関しては、車の状態とか車種なんかにものすごく左右されるので、一概に言えないことが多いんです。」
─自分で判断する前に、プロの目で診断してもらった方がよさそうですね。。
「整備にかかわることになると、そうなりますね。
正確な病名や治療法がわからない状態で、自分の判断で薬を飲むのは、あまり安全ではありませんよね。
整備士は車の医者みたいなもんですから、たまにはかかってみてください。」
─定期健診受けますよ!早期発見なら治療代も安く済みますしね。
「そういうことです(笑)。」
アーシングとは、マイナス配線を強化して車に流れる電気効率を良くするというもの。
車で使われる電気がどのように供給されているかというと、
①バッテリーに蓄電された電気を利用してエンジンをかけ
②燃料(ガソリン・軽油など)をエネルギーとしたエンジンの回転を利用して
③エンジンルーム内にの発電機をまわし
④新しい電気がバッテリーに蓄電される
以上、①~④までがループしていると考えるとわかりやすいです。
④で蓄電された電気は
①に戻る以外にも、カーオーディオやライトなど、
車に搭載された様々な電気製品(笑)を活躍させているわけです。
このように考えると、電気効率をUPさせることが
燃費の向上に繋がるという理屈は、まず理解できます。
バッテリーから流れ出す電気は、
車の電装品を巡り巡ってバッテリーのマイナスに戻ります。
電気の通り道は、エンジン本体や電装品だけでなく、
ボディーや金属部品などを経由していて、
各部分が劣化したり、汚れたりすることによって、電気の抵抗が大きくなります。
そこで、電気の通り道(=マイナス配線)を追加することによって
電気を流れやすく(=電気効率をUP)させるのが、アーシングです。
よって、車の純正マイナス配線や端子が劣化している場合には、
アーシングの効果が得られ、燃費の向上が図れるということになります。
アーシングキットなど、いわゆる「燃費向上グッズ」は、
車の状態や車種によっても効き方が異なりますので、賭けの要素があります。
ただ、車本体の状態に効果が左右される以上、
「高くて良いキットであれば必ず効く!」というものではないので、
手の届く価格のものから、試してみてはいかがでしょうか?